歯周病の治し方
2017.09.20
水戸さくら通り歯科院長の高根です。
皆さんもご存じのとおり、国民病といわれる歯周病ですが、どの様に治療するかご存知ですか?
病気ですから原因があってその原因を除去していくのですが、一番の原因はプラーク、つまりお口の中のばい菌です。
お口の中には常在菌といって、虫歯菌や歯周病菌、それ以外の菌が常に唾液中に浮遊して存在しています。
それらの菌は歯の表面にくっつく性質があり、くっついたものをしばらく放置するとネバネバになって増殖します。これがプラークです。
これはうがいでは取れませんが、歯ブラシでこするとはがれます。
はがしさえすれば、歯(虫歯)や歯肉(歯周病)にとって悪さはしませんが、はがした途端、また菌が付き始めます。
そこで、菌が悪さをするプラークの塊になるまえにしっかり歯ブラシで落としましょう。
今どき歯ブラシをしていない人はいませんが、きちんとできている人も少ないようです。
特に、歯の形は複雑で、歯ブラシはやり方を教わらないとなかなか正しく当てられません。
歯医者さんできれいにクリーニングしても、歯ブラシが当たっていないところはすぐにばい菌も元通りです。
歯ブラシは習うものです!
当院では徹底的なブラッシングのトレーニングを行っています。
歯周病もむし歯ももうごめんだという方はご相談ください。